第14回 ヒキコマ歴史クラブ活動
2016年7月5日(火)
「古地図で巡る川越」
案内人:大野政己
元川越市立博物館館長
朝9時に蓮馨寺に集合し、蓮馨寺の解説から、まち歩きスタート。後北条家、徳川家関係が深いことを象徴する、2つの家紋とおびんずるさまがある本堂や水舎の彫刻を見学。
蓮馨寺:1558年川越城主大導寺政繁が母 蓮馨尼の菩提を弔うために川越の建立寺の地に平方村にあった蓮馨寺(蓮馨尼が建立)を移建した。関東十八壇林のひとつ
続いて蓮馨寺の門前町に位置する「旧鶴川座」を右に見て、大正ロマン通りにでた。アスファルト舗装から石畳の通りに変えて、雰囲気も良くなり人通りも増えてきた。
3階建ての木造家(鰻屋)と店先にある最近では珍しい防火用水などを眺めて、角にある商工会議所まで来ると、目の前は蔵造りのまち。
川越商工会議所は1900年に埼玉県内初の商工会議所として創立され、使用しているこの建物は、前武州銀行川越支店として、昭和2年に完成したもので、現在文化庁登録有形文化財に指定されている。
商工会議所とお茶の亀屋さんの間を通る道は、江戸時代馬場だったらしい。
朝9時過ぎだったので、蔵造りの町並みに観光客は少なく、通りが広く感じられました。
電信柱のない、空が広い街並みを歩いて蔵造り資料館へ。蔵造りの屋根模型や川越の大火の歴史などを学び、元呉服商だった「大沢家住宅」の店の内側を見学し、大店の店構えに感銘し、札の辻まで歩いた。
陶器の店「陶舗やまわ」の屋根にある鬼瓦と鍾馗さま(言われて確認しないと気が付かない)
鬼瓦の後ろの飾りは「景盛(かげもり)」で、職人の腕の見せ所である。
札の辻から北へ歩いた喜多町(旧北町)にある、大火に焼かれず残った江戸時代の商家の特徴である2階と母屋から出た軒下。
ここまでで約3時間、町の東側にある本丸御殿や喜多院まで廻れず、次回に繰り越しとなった。
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Linda Wollman (日曜日, 22 1月 2017 11:52)
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