坂戸市下田遺跡現地説明会 5月10日
坂戸西スマートインターチェンジ建設に伴って平成22年度~23年度にかけて初めて調査された遺跡です。
現在までに弥生時代後期~古墳時代前期、古墳時代後期、奈良・平安時代と多岐にわたる時代の遺跡や遺物が見つかっている。
午前10時、晴天に恵まれ多くの人が見学に訪れた。(午前中は183人)
坂戸市立歴史民俗資料館の加藤館長の概要説明からスタートし、6班に分かれて見学を開始した。私の班はA地区から。
時代が3層になっていて、現在見えているのは一番古い弥生後期~古墳時代前期の集落跡であり、竪穴住居の跡が確認できた。
続いてプレハブ小屋に展示された、遺物を見学した。縄文時代~平安時代までの4・5百年にわたる遺物で、興味深かったのは、実用にならない小さなミニチュア土器であった。
最後にC地区の遺跡見学。こちらは川のそばで住居も少なく、遺物もほとんど出なかったらしい。この広大な遺跡を発掘していることに驚いた見学会であった。
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